予想番付 <H29>


9月場所

 

白鵬

横綱

日馬富士

稀勢の里

横綱

鶴竜

髙安

大関

豪栄道

照ノ富士

大関

 

御嶽海

関脇

嘉風

栃ノ心△1

小結

玉鷲▶

栃煌山▼1

前1

北勝富士△1

碧山◁

同2

琴奨菊▼1

阿武咲

同3

千代大龍

松鳳山

同4

宇良

正代

同5

貴景勝

千代の国△1

同6

逸ノ城▶

宝富士△1

同7

輝▼1

千代翔馬

同8

勢▼1

石浦△1

同9

貴ノ岩▶

荒鷲▼1

10

豪風

大栄翔

11

千代丸

遠藤△2

12

大翔丸▶

佐田の海▼1

13

隠岐の海△1

錦木▼1

14

魁聖▼1

豊山◁

15

朝乃山△1

妙義龍△1

16

 

無印はピッタリ、三角は正位置からのズレ方向、数字は枚数を表す。横三角は東西の違い。(▼1は、1枚低く予想してしまったことを示す。)

  • 2枚違いは遠藤だけだが、中下位は1枚ずつのズレが多発。三役、幕内昇進も外れてしまった。編成の考え方との乖離がある。検証が必要だ、
  • やや理不尽だったのが、東西の3枚目で4勝の勢と2勝(途中休場)の遠藤とで、7枚も差がついたこと。休場で大負けした力士には若干の公傷的措置で落ち幅を緩和してもよいくらいだと思うのだが、遠藤には不運だった。
  • 小結は予想のポイントに挙げた点で、難しかったが、東2で9勝の栃ノ心ではなく西5で12勝の栃煌山が昇進。星の上ではおかしくないが、上位との対戦数が影響するこの辺りの番付では星数より前場所の番付が重視されるかと思ったが、意外だった。また、関脇から転落の玉鷲が東となった。関脇からの小結への転落者は多くが西に置かれ、一方の小結が幸運な昇進の場合にだけ東になる。栃煌山は小結昇進相当の成績だが、どうしてこうなったか。栃ノ心との差を最小限にしようとしたのか。碧山は13勝した力士として史上最も高位(東8)での平幕据え置き。しかも西2枚目で、6枚弱の昇進に留まり、東10枚目で10勝の千代大龍に番付差を詰められる結果となった。
  • 幕内十両の入れ替えでは、東9で4勝の徳勝龍が残留、東十両4で10勝の妙義龍は昇進ならず。これまで9枚目の4勝で幕内に残るかどうかは昇進候補次第というところで、これは入れ替わるかと思われた。西十両4で同じく10勝の安美錦とあまり差をつけないようということだろうか。
  • 前例を当てにしてもいけないのは承知しているが、どういう点を重視して判断しているのかが見えづらい編成である。

予想のポイント

1 三役の枠

<レベル3,ブレ2>

 空き枠1に対し、三役昇進相当の成績が多数。前頭筆頭が詰まることもあり、小結を4人にしたい。そうすると2〜3枚目がスカスカ。気の毒だが、泣く泣く定数維持か。

 関脇で1点負け越しの玉鷲が落ちることも前例としてはあるが、近年は上がりに厳しい傾向があり、長年そういう運用はしていない(研究ページー三役の定数を参照)。

 西5枚目で12勝の栃煌山だが、平成20年に黒海が同じ地位・成績で筆頭止まりだった例がある。この時は東筆頭朝赤龍が8勝で小結に昇進した。今回だと上位総当りの2枚目で9勝の栃ノ心の方が優先か。

 東8枚目で13勝の碧山は、見送られれば13勝した力士で最も厳しい平幕据え置きとなる。これまでは西8玉乃島(昭和41)、東9玉ノ海(昭和28)と2代に渡り玉の(ノ)海が不運に見舞われている。比較的近年の例では、12年に幕尻優勝した貴闘力(14枚目)が張出を作ってまで小結に上がっている。平成に入って前頭一桁の13勝で三役に上がれなかった例はないので、どちらの前例が生きるか。

 

2 幕内残留線

<レベル2,ブレ3>

 5人上げたいが、陥落確定は2人。さて、誰が落ちるか。

 十両では上位に好成績が多く、筆頭で10勝の魁聖が一番手。5枚目東西で11勝した新鋭豊山、朝乃山が続き、さらに4枚目東西に10勝の元関脇妙義龍、安美錦と5人が昇進相当だ。3枚目8勝東龍、8枚目で11勝、巴戦を制した大奄美も十分可能性のある成績だ。

 しかし幕内下位もよく粘り、臥牙丸、琴勇輝の2人は陥落確実の大負けだが、それ以外は残っても良い星。単純に今場所の地位+負越数で枚数を数えると、西13で6−9の蒼国来、東9で4−11の徳勝龍が16枚目相当で陥落やむなしか。しかしそれ以上落とす候補はおらず、昇進は4人まで。となると、番付半枚差ながら、大ベテラン安美錦の幕内復帰は難しそうだ。


7月場所予想

白鵬

横綱

日馬富士

稀勢の里

横綱

鶴竜

照ノ富士

大関

豪栄道

髙安

大関

 

玉鷲

関脇

御嶽海

嘉風

小結

琴奨菊

正代

前頭

貴景勝

栃ノ心

同2

北勝富士

同3

宇良△1

遠藤▼1

同4

逸ノ城△1

同5

千代翔馬▶

栃煌山▼1

同6

阿武咲

石浦△1

同7

徳勝龍△2

千代大龍△2

同8

貴ノ岩▼1

大栄翔▼2

同9

大翔丸△2

松鳳山◁

10

碧山▼2

隠岐の海▼2

11

千代の国▶

荒鷲

12

蒼国来△1

豪風▼1

13

宝富士▶

佐田の海

14

千代丸△1

錦木

15

臥牙丸△1

琴勇輝▼2

16

 

ピッタリは無印、三角は正位置からのズレ方向、数字は枚数を表す。横三角は東西の違い。(▼1は、1枚低く予想してしまったことを示す。)

  • 結果的に2枚違いが7人もおり、あまり褒められた予想結果ではない。
  • 東西3枚目4勝の2人の落ち幅が予想外で、大栄翔など4枚しか落ちなかった。やや甘めに上昇を予想していた徳勝龍、千代大龍の上に置かれたので、こちらも2枚違いとなった。これに引っ張られてか全体に大負けに甘い編成となったのが誤算。最近の傾向を見ると結構大負けに甘い編成も散見されている。順番として、まず落ちる力士の地位を想定するより、ブレの少ない勝越し力士の地位を想定した方が予想結果は安定するかもしれない。一昔前の感覚だと負け越しの方がブレなかったが、こと中位力士の勝ち越し時には、ブレ幅が小さくなっている。
  • 右のポイント4でも挙げた千代の国は、東西の違いだった。ここだけはそれほど甘くなかった。

予想のポイント

1 新大関の位置

  <レベル1、ブレ1>

 新大関髙安が誕生へ。新横綱、新大関が誕生して複数が在位する場合、どの位置に入るのか。昇進する力士は好成績を残しているが、既存の力士よりも上位に達するのだろうか。

 春場所の稀勢の里の例に倣い、最下位とするのが現実的だろう。

 

2 三役の枠

  <レベル2、ブレ2>

 近年関脇、小結の定数各2名が厳格化。在位者が勝ち越していて、大関から陥落して来たり、近い位置で大勝ちをした力士がいる場合を除いては3人以上にしない運用が続いている。

 ここ2場所は3関脇2小結だったが、小結、平幕上位にどうしても昇進させるべき成績の力士はいないので、4人に戻るのは間違いない。もし髙安が8,9勝で大関に昇進しなければ、琴奨菊(関脇7-8)は小結3人目として残れたのかは気になる。

 

3 関脇昇進

<レベル1、ブレ2>

今場所は3関脇だったが、髙安の昇進と琴奨菊の負越で空くのは1枠。東小結御嶽海と西小結嘉風は両小結は揃って8勝で三賞を獲得したが、1人しか上がれない。当然東の御嶽海だろう。10勝以下では無理には上げない。

 

4 大敗後の地位

  <レベル3、ブレ4>

新三役は逃すも東筆頭に躍進した千代の国だったが、2勝13敗に終わった。勝越、負越の数だけ番付が上下するのが基準とも言われるが、風説に過ぎない。確かに7-8なら1枚ダウンになる確率は比較的高いが、大きく負け越した力士は前後の力士とのバランスを取るのが難しく、かなりブレが大きい。おなじ2勝13敗でも、21年の北勝力は12枚(1→13)落とされたが、27年の佐田の富士は7枚(2→9)で済んでいる。平均すると10枚前後の転落となる。今場所の千代の国も、2枚目3勝の隠岐の海、3枚目4勝の大栄翔よりは少し下で4枚目3勝の宝富士よりは上、と近辺で近い成績の力士と比較しつつ、小幅の成績で大きくズラせない力士(荒鷲など)の間を縫っていくと西11枚目に落ち着いた。