予想番付 2019


7月場所

 

鶴竜

横綱

白鵬

豪栄道

大関

高安

貴景勝

大関

栃ノ心

御嶽海

関脇

玉鷲

阿炎

小結

朝乃山

竜電

逸ノ城

正代

明生

北勝富

碧山

遠藤

大栄翔

宝富士

琴奨菊

志摩海

千大龍

友風

妙義龍

阿武咲

松鳳山

隠岐海

貴源治

大翔鵬

10

琴恵光

嘉風

11

豊ノ島

錦木

12

栃煌山

千代丸

13

佐田海

矢後

14

炎鵬

15

琴勇輝

照強

16

魁聖

平幕上位に集中。三役からの陥落者、上位でのわずかな負け越し、中位での大勝ちがかち合った。7ー8の力士を2枚落とすなどして調整。やはり三役力士はそんなに落とせない。

その分、中位は間が空いてしまい、志摩の海ジャンプアップ、その下がまた空いてしまい、負け越し力士はあまり下げず、それでも枯渇して十両筆頭で8勝の豊ノ島が大きく上がった。

1 再大関

 大関復帰の栃ノ心だが、特に1場所復帰だからといって新大関と変わりはなく、途中休場の貴景勝よりも下位の西2番目か。直近栃東も途中休場の魁皇より下位に置かれている。確認のため。

 

2 小結

 西前頭3,4,5枚目が揃って10勝。三役は3枠の空きがあり、普通なら上がって良い星だが、西8枚目の朝乃山が12勝で優勝。24年に9枚目の旭天鵬が同じく12勝で優勝しながら平幕据え置きで、優勝したから三役というわけではない。普通に上記3人と番付と星の差を比較することになるだろう。玉鷲より上とは言えないが、竜電よりは上か。阿炎とは微妙なところ。結果、表のような形に落ち着いた。新生高田川部屋初の三役はお預けか。

 

3 平幕優勝者

 上記の通り、平幕優勝者でも必ずしも昇進するとは限らない。かつては、三役定数を増やしてでも昇進させていたが、原則定数維持の方針が取られて久しい。

 今回は、普通に比較して昇進となりそうだが、100%とは言い切れない。


5月場所

 

 

 

白鵬

横綱

鶴竜

豪栄道

大関

高安

貴景勝

大関

 

逸ノ城

関脇

栃ノ心

碧山

小結

琴奨菊

御嶽海

北勝富士

遠藤

玉鷲

千代大龍

大栄翔

隠岐の海

阿炎

竜電

妙義龍

宝富士

嘉風

明生

正代

友風

魁聖

朝乃山

錦木

10

阿武咲

松鳳山

11

栃煌山

志摩ノ海

12

矢後

佐田の海

13

千代丸

炎鵬

14

徳勝龍

貴源治

15

照強

琴恵光

16

大翔鵬

石浦

17

 

 

大関交代劇 関脇小結も総入れ替えか

 

先場所のように特定の位置に固まることはなく、編成はそれほど難航せず。注目は、下記のポイントか。

 

1 小結

 両小結が7勝8敗。東の御嶽海は連続在位を記録していたが、途切れそうだ。ただ、平幕上位は、関脇までジャンプアップ確実の逸ノ城を除いて軒並み負け越し。5枚目8勝の千代大龍よりは、7枚目12勝の碧山、8枚目11勝の琴奨菊が候補になる。

 

8枚目の大勝ちで三役昇進は、それほど珍しくない。直近は27年に妙義龍が9勝で上がっており、その前2例も10勝。11勝の琴奨菊を昇進させてもが上がり過ぎということはなく、実績を考慮して御嶽海を残す方が不自然だ。そもそも実績で言えば、こちらは5年大関を張っているので格上。

 

2 入幕争い

 

 入幕争いが珍しい様相を呈している。幕尻から7人目までが軒並み負け越し。中位で2勝の勢と全休の千代の国が陥落必至。

 昇進候補も4人までは上がる星だが、5番手の貴源治が5枚目8勝なので、陥落候補との比較となる。

 

予想の結果

 

1 小結

 意外にも御嶽海が残留。小結が負け越しながら据え置きは珍しく、平成では3例のみ。いずれも東→西。すでに武双山、琴光喜、栃ノ心と実力者とされていた力士だ。

 どれも昇進候補が全くいなかったわけでもなく、東2・8勝黒海と東4・9勝霜鳥、西3・8勝安美錦を見送って、東小結を残留させている。

 平成8年秋は、西小結2琴錦が10勝も両関脇が勝ち越しており、現在なら小結のままだが、3人目の関脇に上げたことで小結候補が枯渇。西5枚目8勝の大翔鳳よりは、ということで東小結武双山が残留。

 なんとも基準がわからないが、今回も実力者御嶽海が、8枚目11勝の琴奨菊より上の評価となった。琴奨菊は12勝を要求されて三賞を逸した上に、空き枠からして確実と見られた三役も逃した。

 

2 入幕争い

 最後の1枠に滑り込むと予想した貴源治ではなく、幕尻17枚目で7勝8敗の千代翔馬が残留。大関に貴景勝が昇進、栃ノ心が陥落で役力士の数が増減しなかったことで、17枚目が維持されたのも追い風になった(幕尻が16枚目になってしまうと、負け越しで番付が上がることはないので落ちていただろう)。貴源治は東2枚目に留まった。どうも旧貴乃花部屋は嫌わ(自粛)。

 


3月場所

白鵬

横綱

鶴竜

高安

大関

豪栄道

栃ノ心

大関

 

  貴景勝

関脇

玉鷲

御嶽海

小結

北勝富士

魁聖

遠藤

大栄翔

錦木

栃煌山

逸ノ城

正代

妙義龍

千代大龍

阿武咲

阿炎

隠岐の海

碧山

朝乃山

宝富士

琴奨菊

佐田の海

松鳳山

10

矢後

明生

11

竜電

千代の国

12

嘉風

照強

13

大翔鵬

14

友風

石浦

15

豊ノ島

琴恵光

16

豊山

千代翔馬

17

 

予想のポイント

前頭3〜6枚目相当に集中、難しい編成。

 北勝富士が念願の新三役となるのは良いが、次候補が枯渇。前頭1,2枚目に置く適当な力士がいない。更に中位に勝ち越し力士が多く、上位も僅かな負け越し力士ばかり。3〜6枚目への集中が激しく、かなり不公平感は出る。

 

1 関脇東西

 いきなり来た。両関脇勝ち越しの場合、近年東西入れ替えは行われなかった。ところが、直近の御嶽海が初優勝したケースは、東8勝の逸ノ城と入れ替わった。従来の解釈に戻ったのか、かなり星の差があったので入れ替わったのかは判然としないが、今場所も西関脇が13勝で優勝。今度は東関脇が先場所の覇者で今場所も大関あと一歩の11勝もした貴景勝。(さらに小結御嶽海も勝ち越し、3人もの三役優勝者が大関に上がらず三役に並んでいるのは異例だ。)

 11勝、しかも千秋楽勝っていれば大関も見えた力士を西に回すのも違和感がある。両関脇が勝ち越した場合、そういう総合評価をして東西を決めるのか、それとも今後は一律前場所の成績順にするのか、結果次第で見解が見える気がする。

⇨11勝の貴景勝が東、13勝の玉鷲は西。入れ替えなし。

    やはり大差あるケースのみ入れ替えが起こるのか。5勝差は入れ替え、2勝差はそのまま。ラインはあるのか、ないのか。割と起こりうるケースなので、今後予想が白熱しそうだ。

 

2 入幕争い

 2人が引退した上に、幕内下位に小幅の負け越しでギリギリの残留力士が多く、普段なら入幕ギリギリの十両力士がその上にジャンプアップしそう。難しいのが西5・10勝の豊ノ島と東12で13勝Vの志摩ノ海。7枚差、3勝差をどう見るかだが、単純に勝越し数=昇降数で考えても豊ノ島有利か。特に昇進時は番付が優先する傾向がある。

⇨昇進5人の顔ぶれは予想通りだが、番付順は意外なものになった。

    上から順に、東4で10勝の友風が8枚上昇、東筆頭8勝照強が4枚上昇、西5で10勝豊ノ島が8枚上昇、西3で9勝の石浦が5枚上昇、西筆頭8勝の大翔鵬は2枚上昇。東西筆頭で相星の2人の間に3人が入り込む違和感。先場所も不運な見送りだった大翔鵬は評価が低いのか。西15枚目で7勝の琴恵光を据え置いてまで2人の差を広げたのはよくわからない。

 

3 かなりの不運

 冒頭の述べたとおり、中位は人がごった返し、収まるべきところに収まらない力士が出てくる。1点の勝越し、負越しは、大きく動かしにくいので、10勝、9勝、6勝、5勝の力士が割を食いやすい。おそらく不運を被るのが3枚目・5勝の松鳳山、6枚は落ちそう。阿炎は10勝で4枚半上昇としたので見かけ上はそれほど不運ではないが、1枚上で同成績の遠藤がぽっかり空いた筆頭まで8枚上昇しそうで、その差は悔しいだろうが、どうしてもその間に多数の力士が入る。西11で9番の勢も1枚しか上がらないかもしれない。

⇨松鳳山5勝で7枚落とされた。勢がその上に来て9勝で2枚上昇。この2人の位置は迷ったが、上がり優先だった。4枚目7勝の隠岐の海も、東西6枚目が8勝して5枚目に収まったため、上がり優先で2枚落ちた。

    詰まった平幕上位で意外だったのは、2〜4枚目。東2で7勝の錦木より小結5勝の妙義龍が上、東3で7勝の正代より、筆頭6勝の栃煌山、逸ノ城が下。同じ2枚差なのに、2勝差は番付上位優先、1勝差は成績優先と逆転が起きた。これを説明するには、小結と筆頭の間には1枚以上の差があると言うしかない。そうだとしても、7勝が西へ移動、小結5勝で3枚目でもなんの違和感もないと思うが…


1月場所

 

白鵬

横綱

鶴竜

稀勢の里

横綱

 

高安

大関

豪栄道

 

大関

栃ノ心

貴景勝

関脇

玉鷲

妙義龍

小結

御嶽海

栃煌山

逸ノ城

錦木

松鳳山

北勝富士

正代

琴奨菊

隠岐の海

碧山

嘉風

大栄翔

千代大龍

阿武咲

竜電

魁聖

朝乃山

遠藤

宝富士

貴ノ岩

10

阿炎

佐田の海

11

12

明生

矢後

13

琴勇輝

琴恵光

14

千代翔馬

豊山

15

千代の国

大奄美

16

大翔鵬

予想のポイント

1 関脇争い

 両関脇が負け越し。東関脇貴景勝は確実だが、西は誰になるか。番付順に東1妙義龍8勝と西2玉鷲9勝の比較となる。

 似たケースで2人共小結なら、好成績の力士が東になることが多い。1人しか小結になれないケースだと、東筆頭が8勝でも強い。

 だが、関脇と小結に分かれるとなると前例が少ない。17年春に関脇1枠を西1若の里8勝、東2琴光喜9勝、東3土佐ノ海10勝が争ったケースでは、成績順に土佐ノ海が射止めた。

 今回も、妙義龍が据え置きになるわけではなく、小結に上がれるので、自然に玉鷲が上回り関脇復帰を果たすのが濃厚だ。

 

 

2 幕内最後の1枠

 今場所同様西16枚目までの番付となる。3人の陥落は確実だが、4番目の候補の西14大翔丸6勝と、東十両3大翔鵬8勝、西5照強の争いが激しい。普通に勝越数、負越数で番付を上げ下げすれば照強が上に来るが、昇進がかかるときは番付上位、特に1,2枚目は優先されやすい。大翔鵬は幕内の明生や隆の勝に勝ち、昇進枠拡大にも貢献もしている。これが必ずしも考慮されるわけではないが、そのあたりを買って昇進候補とした。大翔丸も入替戦で勝ったりしていれば先場所の千代丸のように残れない星でもないが...


見どころ

 貴景勝大関挑戦 ここ2場所三役で22勝。

 横審から激励稀勢の里再び進退危機

 

予想の結果

1 関脇争い

 予想通り。実績を買って7勝8敗の御嶽海が関脇に残るのではという見方もあったが、西2の玉鷲がジャンプアップ。

 

2 幕内最後の1枠

 予想外に西14で6勝の大翔丸が残留。十両筆頭も東照強、西大翔鵬と逆の順序に。難しい...近年ギリギリの残留が増えているような印象。

 

※ 未勝利の稀勢の里が東正位に。前例あった

 思わぬ波乱は、横綱の順列。東2番目のい横綱だった稀勢は、0勝5敗10休だったが、全休の2横綱より成績が上とみなされたのか、東正位に移った。全休より出場して未勝利のほうが好成績という見解が顕わになったのか。一方、大関の方は、途中休場した豪栄道と皆勤した栃ノ心が同じ8勝だったが、逆転はしなかった。全休と途中休場ではまた違うのか。謎が残る。

    過去、全休と0勝の横綱が同時にいたケースを調べたが、案外見当たらない。引退前夜の琴櫻、北の富士があったが、この時は全休が番付下位。ようやく出てきた昭和29年5月、東張出東富士全休、西張出吉葉山0勝1敗14休のケースでは、翌場所逆転は起こらず。ただ、0勝1敗ということは初日不戦敗で土俵には上がっていないので、全休と同じ。

    いよいよ東西対抗の時代には入ってしまうと諦めかけたところで、遂に発見。28年5月、東張出千代ノ山(全休)と西張出羽黒山(0勝3敗12休)で、翌場所東西が入れ替わっている。今回はただの稀勢の里贔屓ではなかった。65年の時を経て、超マニアックなルールが生きていたのだ。前例なんてあってないようなものだが、一応基準があると見て良いだろう。

   この編成は、やられた。